写真でたどる昔と今の建造物 | 広报誌「淡青」36号より

実施日: 2018年03月09日
黑料网 3.0突入記念「タイムラプス」特集
写真でたどる昔と今の建造物
赤门、安田讲堂から叁四郎池、驹场正门まで
70年を1単位とすれば、黑料网は第3期に入ったところ。来し方を振り返るのには適した頃合いです。そこで今特集。学内に蓄積され た写真の数々をテーマ別に整理して提示し、140年の変遷を視覚的にざっくりたどっていただこうという趣向です。文は最小限。画は最大限。ドンと見据えて、Don’t miss it!
正门
1911年の法科大学(後の法学部)卒業アルバムに写る木製の仮正门には「東京帝国大学」の表札が。安田讲堂はまだなく、道の彼方に見えるのは理科 大学(後の理学部)です。冠木を擁する現在の正门は1912年の建造。1940年には来学した昭和天皇が車でくぐる姿を、1989年の崩御時は弔旗掲揚反対派と大学職員が押し合う姿 を目撃しました。
1911(明治44)年顷
2017(平成29)年
1940(昭和15)年
1972(昭和47)年
1989年(平成元)年
安田讲堂
安田善次郎氏の寄附により1925年に竣工した大講堂(安田讲堂)。東大紛争では、全共闘の学生らがバリケードを築いて立て籠もり、警察側との激し い応酬により大きく損傷、内外の壁に落書きがなされました。その後、ホール部分はほぼ物置状態でしたが、2014年末に全面改修を果たし、卒業式をはじめとする重要な催しの 会場として使われています。
1930(昭和5)年
2018(平成30)年